かざみどり

触れた作品の感想等をぽちぽち綴るメモページ。ネタバレ注意。

アイマスの3Dライブに参加してみた雑感

気付けば765AS、ミリオン、SideMとアイマスの3Dライブに何度か参加していたのでそれぞれの印象を書き連ねました。
比較したいとかの意図はなく、それぞれこういうとこが強みだよな!いろんな角度があって楽しかった!という話をしたいだけの内容です。
あと今後こういうところに期待したいなーとか。

 

※他のコンテンツの3Dライブは映像で少しだけ観たぐらいであまり存じ上げず、3Dにそこまで造詣が深くない点ご了承いただければと思います。

シンデレラガールズの方で2018年、VR ZONE SHINJUKU(今ミリオンでコラボやってるnamco TOKYOがある歌舞伎町タワーが建っているとこにあった施設です。)で行われていたCGライブには参加していないため、記載していません。ごめんなさい。ちなみにVR ZONEには入ったことがあり、開催時期にパネルやサインが展示されていたのは覚えています。Stage Bye Stage良い曲ですよね…めちゃすこ。
あと他にも3Dライブこんなのあったよ…ってのがあったら教えてくださると助かります。なおオンライン配信だけのものは抜いています。

 

もくじ

 

THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆

2018年〜2020年、計3シーズンに渡り開演されたライブです。多分アイマス初のオフライン3Dライブだったんじゃないでしょうか?その前にもあったのかな?

765ASにハマった直後ぐらいに発表があり、これは行くしかないと色々な友達に声を掛けてチケット応募したことをよく覚えています。

モデルは当時最新作の家庭用アイマス(ステラステージ、以下SS)を使用していて、約1時間程度の内容で構成されていました。

ライブパートはSSのゲームサイズの尺と、ライブモーションがそのまま使われていました。CDオリメン以外の歌唱メンバーで披露される曲もありました。過去のキャストライブで披露されたメンバーまんまのやつもあったかな。SSの強みである全員&全曲に存在する歌い分けを思う存分利用していて良かったです。

あとは何と言っても!MCパートでは、その回の主演アイドルがリアルタイムで反応してくれるというまさに夢のような出来事がありました。コメント読みではありますが、美希のSHOWROOM配信で初めて体験された方も多いんじゃないでしょうか。

ソロ曲パートは生歌唱だわ、MCパートでは実際に観客席で観ている我々がプロデューサーとして何人か指名され、本当にリアルタイムで会話出来てしまうわ、今思い返してもとんでもなかった時間でした。(かく言う自分も最前で真と会話して頭真っ白になりました。いまだに信じられない。)

もちろん指名された方以外も、ソロ曲披露時の衣装や振り付けを決める二択でペンラや拍手で答えることができたりと、参加型で会場全体でライブを作っていく雰囲気がより強かったと思います。

会場の中にはMCパートで話題に上がっていたアイドルの私物が置いてあったり、受付や販売スタッフさんもアイドルの名前をさん付けで呼んでいたりと細かいところまで存在感が強かったです。

ソロ曲パートは実際にダンサーさんが後ろで踊っており、完全に3Dとリアルが融合していた瞬間でした。アイドルがいるモニターが完全な不透明じゃなく、透明なスクリーンに映し出されていた感じだったんですよね。(実際はどのように映していたのか分からないため違うかもしれないですが)

中には本物の椅子に座ったり立ったり(!?)してパフォーマンスするアイドルもいて、更に椅子が透けて見えなかったので驚きました。どんな技術を使っていたんだろうか。

アイマス初現地だったという事と、会場にいるPの方々がみんなあったかい人ばかりだったのが忘れられなくてめちゃくちゃ思い出に残っているライブです。VR THEATERがもうないなんて嘘だ~~~。

765 MILLION STARS LIVE 2023 Dreamin' Groove

2023年7月、ミリシタ6周年記念のイベントの一環として行われました。後日配信もありましたね。

ミリシタでは光の効果と影の効果を追加できる機能がありますが、それとはまた別の効果が足されていてリアリティがあり、画面の質が突き抜けていたライブだったと思います。

スパンコールがばちばち付いた衣装とか特に、光の当たり方が実際のライトのカラーに合わせて変わるからとにかく質量感がすごくて、三次元空間に溶け込んでいました。ミリシタのモデルもリリースされてから年月が経ちましたが、ライティング次第でまだまだ魅せられるんだなと感動しました。

三次元空間に溶け込んでいる、と言ったものの、バーチャル空間を活かした演出もふんだんに使っており、この公演に関してはこの要素が主軸と言っていいぐらい派手で面白かったです。ここは他の3Dライブとは大きく方向性が違っていましたね。

例えば曲中で上からブランコに座った状態で降りてきてそのまま歌ったり、足元自体が画面全体を使って上下左右に大きく動いたり。「Do the IDOL!! 〜断崖絶壁チュパカブラ〜」はアイドルが平然と踊っている後ろで巨大チュパカブラが降ってきたりそこらかしこで爆発したりとやりたい放題で本当に笑った。周りもとても盛り上がっててカオスで良かったです。

後述する315プロもそうですが、アイドルそれぞれに個別でモーションが当てられていたためより生きている感が増していましたね。多人数が参加している楽曲なんか特に表情だったり振りの入れ方がバラバラで眺めるだけでニッコニコでした。

MCはあっさり目で、その分曲の比重が多かったと思います。かといってMCが味気ないということもなく、曲を披露してみての感想が聞けたり、ミリシタイベントコミュの内容に触れられていたりと普段の仕事の様子を伺えてPはニヤリしました。

セットリストはミリシタ実装して間もない新しい曲と、765ASのカバー曲が多くを占めていました。カバー曲に関しては、ASのCDオリメンと、コミカライズ同梱のCDで歌っていた39プロジェクトのメンバーのコラボレーションという形で披露されていました。中々観れるものではないので嬉しかったです。

315 Production presents F@NTASTIC COMBINATION LIVE

アイドルが出ている画面の構成としては基本黒バックでシンプル(一部演出で小物が映し出されていることもありました)でしたが、ステージ構成はレーザーあり、横にモニターあり、上部に普段のバックモニターあり、と一番キャスト登壇のライブと近い形になっていました。

上に挙げた3Dライブと比べて会場の規模が大きいのも特徴ですね。

アイドルの体格差が他のブランドよりもはっきり出るので、より一人一人の動きの個性が際立っていたように思います。先程言ったシンプルな画面構成は細かい動きを見て欲しいといった配慮もあるのかもしれないですね。

元気なアイドルはステージの上で常に動き回ったりするし、おとなしいアイドルはMC中も微動だにしないしで差が面白い。MC中の拍手の仕方とか見比べるだけでもう楽しい。

もっと細かいところが見たいのに目が足りない!という声にも対応すべくか、配信でライブパートの担当カメラが用意されているのは流石にとんでもないことしてくれたな!という気持ちです(しかも円盤のアソビストア特装版に全員分付いてくるんですって?????)

また、MCパートの比重が大きく、テンポよく繰り広げられる会話により実在性を感じました。

3Dとは関係ない話ではありますが、今回はこのユニットとこのユニットが掛け合わさったらどうなるか、という普段中々見れないものが見れたのも良かったです。ユニット制ならではですね。

ソロ曲の繋ぎで前のソロ曲パートの一部振り付けを一緒に踊ったり、バックダンサーをしたり、果てには交換曲や合同曲ととにかく盛り沢山。

そこにライブと連動したストーリーも公開され、読んだ上で観たらMCパートの話やパフォーマンスに対しての解像度が上がって景色が全然違って見えたり。逆に読まなくてもファンの気分を味わえるから凄く楽しそう。今回現地参加した公演分は読んでから挑みましたが、次参加するとしたら読まずに参加→あとからMCで話してたのはこういうことだったんだ…と深掘りして気付きを得てみたい。

単純な3Dライブではなく、付加効果で実在性を高める仕掛けが多くてこれが今後も展開されるであろうアイマス3.0VISIONか…を肌で感じました。

菊地真萩原雪歩 twin live "はんげつであえたら"

まだ開催されていないのに言及するオタク

先日雪歩と真のXRライブが来年3月に行われることが発表され真Pの自分は戦々恐々としています!

AS単独としては4年振りの3Dライブで、今度はXRなので確実に映像やら諸々が進化しているんだろうなーと思うともうとにかく楽しみです。流石にリアルタイムの掛け合いはないかな?

カウントダウンのモデルはスタマスのもので合っていますよね?

CP推しではないので極端にキャーキャー言うことは多分ないと思うのですが、今回コンセプトものということで、あのキービジュアルの雰囲気に沿って演じながら歌って踊る2人が観れるのかと思うと今からドキドキしています。真に綺麗というイメージが先行するような仕事を与えてくれてありがとう地球という気持ちでいっぱいです。

雪歩と真と言えば、MOIW2023で(秘密のメモリーズもですが特に)アンデッド・ダンスロックの歌唱メンバーに抜擢されたことがめちゃくちゃ嬉しくて何度もその話をしたくなってしまいます。

低音と高音(ウィスパーボイス)、白と黒、お互いの強みを引き出すように選んでくださった方と握手したいです。ありがとう宇宙。

そういえばなんかお見送りもあるんですよね?そんなもん浴びて大丈夫なんですかね?
基本真に対してはPの人格が先行してしまうんですが、ファンの顔つきになっちゃうのかな。自分どうなっちゃうんでしょうね(他人事)

既に通し券を応募しています。頼む…現地…当たってくれ…!

全体を通して&今後の3Dライブに期待したいこと

全部に一貫して言えることは「あ、今あの子と目が合った!」と思い込みがちということですね。いやなんかよく分からないけど目が合うんですよね。技術的な何かがあるのかな。315プロの現場は度々ファンサで悲鳴が上がるタイミングがあって面白かったです。

前後の奥行き感はまだ四苦八苦しているように見えるので、これから改善されるといいなーと思っています。横並びになるとぶつかっているように見えて実は前後にいることが、身長をよく見たり、移動してようやく分かるというのが勿体無くて。

奥行きがより表現出来るようになると、フォーメーションダンスとかもっと派手になりそうで期待しちゃいます。でもどういう風に表現すればいいんだろう。ライトの当たり方を工夫する感じになるのかな。

あとはどうしても!配信で観るのと現地で体験するのとでは全然違う!もちろん現地で体験するのが一番!なんですが、配信でももっと見栄えがよくなる工夫があると嬉しいなーと思っています。

3Dモデルもどんどんブラッシュアップされていって、表情がより豊かに表現されたり、ポーズがもっと自然になっていったりするのかな。わ!生きている!以上の感覚になりそう(どんな感覚だ)

長く見ているとどんどん欲が出てきますね。

 

3Dはもちろん、それ以外の要素も駆使してどんどんMORE RE@LITYを突き詰めているコンテンツ、これからどんな風に進化していくんでしょうね。

受け取ってただこんな感じでアウトプットするだけの人間ではありますが、追える範囲でこれからものんびり楽しみたいと思います!