かざみどり

触れた作品の感想等をぽちぽち綴るメモページ。ネタバレ注意。

組曲 -to All Ages Concerto- の好きなところ

CD「IDOLM@STER SideM F@NTASTIC COMBINATION CONNECTIME!!!! ~共鳴和音~」に収録されている楽曲「組曲 -to All Ages Concerto-」の好きなところをメモ書きしました。

 

イエ~~イ!サブスク解禁してる~~~!!!

open.spotify.com

 

動画版もいいぞ

www.youtube.com

 

組曲 -to All Ages Concerto-、世界中のみんなもう聴きましたか!!??聴きましたね。
ファンコンライブ当日現地で初めてフルを聴いた時からこの曲の良さに囚われています。せっかくなので好きなところを列挙したところ相当長くなってしまいました。

noteに投稿しようか迷ったのですが、歌詞を多量に引用しているため、歌詞掲載OKはてブに投稿します!

※この記事はCD発売直後に書き連ねていたのですが、この曲1ヵ月近くJAS○ACに登録されていなくって………↑の掲載OKの条件が整うまで待っていました。
サブスクもちょうど解禁されていいタイミング!!!!!ありがとう!!!!!

 

1番Aメロ

不意に貴方と仰ぎ見た日
あった空の色のような

・歌い出しを都築さんのパートにしてくれてありがとう…
越境曲だと今まで歌い出しを担当したことが無かったはずだから嬉しいしここの歌詞がめちゃくちゃ良い。(後述する)

・裏で琴とハープが掛け合いしているのが良すぎる。綺麗だな…

 

邂逅遭遇 如彩なし
眼差しを交わして Alte liebe

・この歌詞の裏でフルートの音色が爽やか~~~に入ってくるのが良い。新たな風を吹かせている…

 

結ぶ縁(えん)爪弾こう!

吟じましょうOperaさえ!

・和を洋で鳴らし洋を和で鳴らす…粋だねェ…こういう歌詞が今後たくさん出てくる。


1番Bメロ

伝わってきた想いの先端に立って今
尊重と革新 注いで

・ここの裏で流れているファゴットの音が好きなのと、そのあとから入ってくるシロフォンのあらぶり方が好き。

 

カデンツァは花鳥風月

・都築さんのソロ曲「Resonate Blessing」の冒頭のバイオリンソロがカデンツァと言われる部分なんですよ。そしてここのパートを歌っているのは麗さん(と翔真さんと九郎くん)。思い耽る…


1番サビ

・サビにかけて一回音が消えて何が来るんだ!?と期待させるのが上手いし、サビは派手に入ってくるのかと思ったらお淑やかに流れていくんですよねえ…サビ後半にかけての盛り上げ方が本当に上手すぎる…

・公式のMVの褒めポイント
サビ前〜サビで一気に転調するから場面転換をハッキリさせたくなるところなんですが、敢えてサビ直前の「在るがまま!」の歌詞を残したまま、場面を切り替えさせずふわっと下からサビの歌詞が出て流れていくところ!!!!
こんな情緒に溢れている演出あるんだ、堪らん…

 

あらゆる理由 -ワケ- を伴奏にして
今というメロディを

・SideMの文脈がここにドンと乗っかっている。全体曲だったのかも知れねェ。
伴奏もメロディと同じ刻を流れるんですよ、一緒に連れて行くんです。
この曲全体通して裏で鳴っている華やかな伴奏が理由(ワケ)だとしたら、とても泣けてくるな…

 

とある手拍子、彩を纏って…歌になる!

・"アルテ"って当て字にするには難しそうだけどこう来るか〜!
観客の手拍子によって彩られたステージ上の彼らがみんなに歌を届けていくんですよね。素敵だ…

 

それぞれ違う鼓動たちが
調和し繋がってく
その軌跡はこれからを描く

・サビ中で転調すると同時に一気に盛り上がる。ここだけでも相当盛り上がっているように聴こえるけど2回3回サビが来るたびもっと盛り上がる。あまりにHAPPY。

・ピアノが軽めに主旋律弾いててこの音が堅実でとても好き。
一曲の中で流れるような旋律だったり激しいグリッサンドだったりと色んな風に鳴っていて、ピアノの多彩さを浴びまくっている。


2番Cメロ

花の舞か我々かどっちつかずご勘弁!

・「花の舞」と「我々」を対比させてるの自信に溢れ返っててカッケーーー!!彩の力強さ非常に好き。日本伝統芸能でよく使われるフレーズなのだろうか?分からないから言葉の意味をまんま受け取りました。

 

不体裁?いや鬼才?
よろづ差異…すべて彩!

・キリオちゃんが歌詞通り、「?」は区切って、「…」は繋げて歌っているのが良い。
ラップ調で一定のリズムを保っている中歌詞を大事にして区切っているの、凄くないですか?

 

浮世の華が…サァ開花!

・歌詞カード読まないと「サァ」の部分がカタカナだとは思わないよ!粋だねェ…
カタカナにする事で物凄く彩っぽさが出るし和洋が上手いこと組み合わさっている事が分かる。
平仮名で「さぁ」とカタカナの「サァ」じゃ力強さが全然違う。今すぐにでも開花するわこんなの。


2番Dメロ

昼と夜さえ五線に (そっと載せて)
世界 織り成そう (うつくしき)

・主旋律が麗さん、カッコ内が都築さんなところが良い…
「麗さんはいつも僕の手を引いてくれる」と都築さんが過去何度か話している事がありまして…そういった様子がここに詰まっていているように思う。
あと純粋に都築さんのコーラス、なんぼあってもいいな…

・急に音が静かになる中で鳴っている音が和楽器〜!(琴だろうか)
彩パートが華やかなオーケストラミュージックだったのに対してアルテパートは厳かな和の調べ 和洋が同居しています。


2番Eメロ

諧謔のふんだんに篭る旋律ってユモレスク
寄席て返すスケルツォ
実は隣り合うんです

・一個一個言葉の意味を調べてみたら、無茶苦茶凄いことやってて慄きました。

スケルツォ諧謔曲とも呼ばれているため、ここでいう諧謔スケルツォは同義と捉えて良いと思うんです。諧謔=和、スケルツォ=洋、だとするなら、ここの歌詞ってつまり和で広げて洋で返しているんですよねえ……………

・そして「寄せて」ではなくて「寄席て」なのは流石に膝を打ってしまった 言葉遊びでここまでするんですか!?寄席=落語家や芸人さんたちのフェスみたいなもので色んな人が集まる場所、ユモレスク=滑稽な小曲品を指すらしいんです。何となく意味合いが似ている気がする…「実は隣り合うんです」…

・"色んな言葉や旋律が集まる"ような意味合いもアルテと彩のそれぞれの芸事を持ち寄ったからこそこの曲が出来たように思えるし、「あらゆる理由 -ワケ-」にも掛かってくるように思えて…いや良すぎませんか?

・和と洋(クラシック)の似た意味の言葉を巧みに組のみ合わせて作られ、さらに意味を持たせたここの歌詞、真崎エリカさんがあまりにも強い(絶賛)。人間が言葉を覚えた理由がこの3行に詰まっているような気がしてきた。


2番Fメロ

示し合わすように Hey, singing

・これはF@NTASTIC COMBINATION LIVEを観た人にしか分からない話なんですが、「Hey, singing」の部分の振り付けがSideMポーズ(Σをゆっくり前に出す感じ)だったんですよ。
よくライブでやるじゃないですかこのポーズ。ファンとアイドル、アイドルとP、アイドル同士、解釈は色々ありますが理由も含めてみんなで歌おうって事なのかな…余りにも良い…………

 

夢中を旅してたら…

・ここ翔真さんパートなのがめっちゃくちゃ好き。
翔真さんって歌舞伎に夢中になってその延長線上で315プロ所属になった人じゃないですか。まさに夢中を旅してきたんですよね………バックボーンありきで聴くと味わい深い…

 

"相容れない音楽なんてこの世に無い!"

・合同曲と交換曲があってペアを組んだユニットの良さが詰まっているF@NTASTIC COMBINATION LIVEがまさにこの歌詞まんま。そりゃファンコンでこの曲がお出しされるわけだ…
今回は特に「和風堂々~WAndaful NIPPON!~」をアルテが完璧に歌い上げてくれたことが未だに衝撃だし嬉しいし、本当に相容れないことなんてないんだなって思わされました。


2番サビ

・1番は一回落として徐々に上げていく感じだったところを2番はサビ前の勢いのまま雪崩れ込んでいくのが彩高 そしてまだここがピークじゃないという…

 

折衷じゃなく、そのままで良いんです
(圧巻!)

・この曲のテーマがここに詰まっているといっても過言ではない。和洋折衷とはよく言うし試聴を聴いた時はそう思ってたんですよ。でもそうじゃなかった。和も洋もそのまま全部載せ!!それどころか和と洋だけじゃない、みんながありのままで良い、というメッセージのような気がしてならない。ここでもSideM文脈が乗ってくる…


間奏

飛んでけVibrato!

・強烈なインパクトを放つワード。ビブラートは飛ばすものなんですね。
そのあとのコーラスで当たり前のように綺麗にビブラート飛ばしてるし。


大サビ前

Wow oh… Wow oh…


スキャットで侘び寂び表した次は…パッと!

・全体を通してコーラスの耳障りが非常に良いんですが特にここの音がとても心地良い… 都築さんの声が強めだろうか、ふわーって感じ。

スキャットがジャズ用語で意味のない音で即興的に歌うと言うことらしいんですが、直前のコーラスがスキャットになるんでしょうか?
飛んでったVibratoの中に侘び寂びが詰まっているんだな…素敵だな…

・裏でピアノが流れるように入ってくるのめっちゃ良い…

 

派手にOrchestra呼び込んで

・矢野達也(敬意を込めて敬称略)ご本人がXで呟かれていましたが、本当にオーケストラの如く多量の楽器の音が流れ込んでくるの彩高。

 

気分はMaestro

・作曲家の都築さんがここのパート任されてるのそれーーーーーー!!!!!になる
都築さんがはしゃぎながら音を操っている様子が目に浮かぶ…


大サビ

異なる光、混ざり合って
今というメロディは
進化していく(Join Us!)
とある手拍子、彩を纏って…歌になる!

・前半の部分が新しい歌詞で、「とある手拍子~」から1番サビと同じ歌詞になるのがすんっごい好き。
歌詞は変わっていないのに、1番と比べると音が何重にも重なり合っていてまさに「進化していく」のが分かる…

 

それぞれ違う鼓動たちが
調和し繋がってく

・1番サビ、2番サビに入っていたコーラスがラストのサビで無くなっているところ。
Off Vocalを聴くと分かりやすいんだけどここ、ファゴットが主旋律を吹いているんですよね…
コーラスがない事でよく聴こえてくるのがめちゃくちゃ良い…


ラスト

不意に貴方と仰ぎ見た日
あった空の色のような

・ラスサビで調が上がった状態で冒頭の「仰ぎ見た日」が帰ってくるんですよねえ!!!!

しかもやっぱりここのパート担当が都築さんなんですよ…
都築さんって感銘を受けた時の感情を大事にする人で、その時の気持ちを何度も話してくれるんですよ…
また、彼の人生にはいつも近くに「誰か」がいてそれがとても重要なことのように思うので、そんな彼が歌う歌詞に「貴方」が入っているのが凄く良い 本当にありがとうございます…

 

あまりにも良いファンコンの映像

・ラスト辺りのファンコンの映像が良すぎるんですよね ここで街並みを映すんだ…

 

La la la la… La la la la…
祈りだけじゃ終わらないんです (Yes!)

・コーラスが歌詞に入っていてビックリした!!
このコーラス、「不意に貴方と仰ぎ見た日」〜「のような」の裏でも入るんだけど歌詞カードには「祈りだけじゃ〜…」の前にしか書かれていないんですよねえ…!
「不意に貴方と〜」のフレーズを目立たせる為に敢えて1回目は書かなかったのだろうか、それともコーラスが後から追加されたのだろうか、、
どちらにせよ、「祈りだけじゃ終わらないんです」に掛けて、この「La la la la…」は祈りを表しているように思えてめちゃくちゃ良いな…

・「祈りだけじゃ~…」で急に日本のお祭りのような雰囲気になるセンスよ…日本のお祭りって神様を祀りますからね。メロディがより弾んで聴こえる。

 

ずっと続く夢を言祝ぎ、どこまでも流れてく共鳴和音 (Music!)

・言祝ぎって言葉、純粋にすごくいい…おめでたい…
言祝ぎ=ことばで祝福するという意味で、言霊っていうじゃないですかよく。「言えば叶う」からこそ祝福しているんですね…だから共鳴和音はずっと続いていくんですよ…最高だなあ……
Resonate BlessingおじだからすぐResonate Blessingの話したくなるんだけどResonate Blessingというタイトルも「言祝ぎ」に通づるところありませんか?やっぱり「隣り合うんです」…

 

嗚呼...
千変万化の ~組曲
この出会い...永遠となれ!

・「共鳴和音」で上がったまま終わらず丁寧に〆ていく。大団円とはこのこと。

・「嗚呼」の情緒…

・ラストの一音で、鐘の音(チューブラベルかな)の余韻が最後まで残るのがめちゃくちゃめちゃくちゃ良い………

 

 

~大団円~

 

自分たちのCDを宣伝するちびアルテくんたち



正直聴いているうちにここも!ここも!!とどんどん書き足したくなるのですがキリがないので以上とさせて頂きます!!
ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

最後にspotifyで一生組曲 -to All Ages Concerto-が聴けるプレイリストを作ったのでぜひいっぱいVibrato飛ばしていってください。

アルテ盤と彩盤で1秒差があるんだな!?都築さんがpoco a pocoだからかもしれない
ちなみにPC版のアプリから見たら全部4:13でした。

 

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