かざみどり

触れた作品の感想等をぽちぽち綴るメモページ。ネタバレ注意。

真のMA4を聴いた感想

CD「MASTER ARTIST 4 04」(真さんのCD)を聴いた感想です。
ソロ1曲目の「Ever Sunny」を聴いてから読んでもらえると嬉しいです。
ラジオパートの内容にも触れています。

 

 

①全体を通して

全体を通してまず思った感想は、以前と比べてファンに対して自分のことをさらけ出せるようになったような気がする、良かったなあ…でした。

何度か聴いたあとにMA、MA2を聴き返したのですが、特に初代を聴いた時にこんなに違うのかと、王子様としてファンの前に立とうと頑張っていた頃と比べて自由でいられるようになって本当に良かったなあと思わず涙が出てしまいました。

アイドルとして色々な体験や努力を経験して成長した、菊地真そのものの姿を世間に見てもらえるようになったのではないかな、そうだといいな

真が楽しそうにアイドル活動をしている様子が見れていることだけでとても幸せ

 

②父親とはそんなに仲が悪くない?

個人的に意外だったのがG退治をまこいちがやってくれる、というところだったんですね(一体どんな目でまこいちを見ているんだ)。

口を聞かないなど、生活に困るくらいに仲が悪い!とは一切思っていなかったけど、それでも真に対してGくらい倒せないと強くなれないだろう!くらいのスタンスでいるかと思っていたんですよね。

なのでホッとしたというか、親子関係はしっかりあるんだなと改めて知ることができました。

確かにまこいちは真に色々押し付けていた部分があったかも知れないけれど、極端な話育児放棄をしていた訳ではないし、方向性は違えど真に立派な人間になって欲しいという想いは間違いなくあったわけだから、色々言われても真は父のことを憎めなかったんじゃないかな、と思っています。

真はそんな親の教えを受けてまっすぐ育ったので、本当にいい子だよなあ…
家族関係が見えたところも今回のCDの好きな部分です。
(いつか例のバースデーCD、聴きたいなあ…)

 

③Ever Sunnyについて

1曲目から満塁場外ホームラン級の曲が来てしまったので再生するのにものすごく抵抗があったんですが(限界オタクすぐ死ぬ)、正直に申し上げると、どうにか自分が作詞したことにできませんか?って思ってしまうほど悔しくなっちゃいました。それほどに素敵な曲で、大好きな一曲です。

CD発売前にMORで初めて聴いた時はまだハッキリと分からなかったのですが、CDが届いて歌詞カードを読んだ時に涙が溢れてきたんですよね。

ファンに向けて歌うであろうこの曲、Pという立場で接しているつもりの自分が真に対して抱いているすべてが詰め込まれた内容、私が君に言いたいことをなぜ君が歌うんだ?と困惑し、いざ聴いたらキャッチーなメロディー運びの中爽やかにこの歌詞を歌い上げちゃう真がいるものだから、なんだこれは?一体どういうことだ?としばらく呆けてしまいました。

インタビューなどで語られていた聴く人(というより聴く立場かな?)によって感じ方が変わる、というのはまさにその通りで、その多面性が菊地真そのものだなあと。

ファンから見た真が王子様だとすると、「守ってあげたい」だなんて言われたらファンは嬉しいと思うのだけど、真の性格を考えると誰が相手になっても真はそう思いそうだな、といった部分など「自転車」を聴いて感じたところも含めてより内面に優しく踏み込んでいて、真のことを良く知っていないとこの歌詞は書けないと思うんですよ…

「自転車」と違う部分は「Ever Sunny」は応援歌の側面が強いところだと思うのだけど、ファンを応援する真がいるならば、逆に真を応援したい人間もいるわけで。

そんな人間からしてみれば、「永遠に晴れますように」と願うこの曲を青空のような女の子に贈りたくてたまらないんです。

それに気付いた時が最初に申し上げた悔しくなった理由であり、途端にストンと腑に落ちてああ凄い曲だ、これ…と改めて実感した瞬間でもあります。まあ〜面倒くさいPですね。

あって欲しくないけど、真がこのさき生きていく中でつらい事があったら、その時はこの曲を思い出して欲しいなって心から思います。

真はひとりじゃないんだよって、ファンはもちろん、Pや仲間がたくさんいるんだよって、いつも元気いっぱいで優しい真のことをこれからもずっと守っていけたら良いですよね。

 

④そのほか

真のおしゃべりがとにかくかわいくて何度も爆発しました(語彙力崩壊)
フェイントをかけるのがお得意なのでしょうか。う~そ!とか、カワイイアピールが終わったあとの唐突なキュンキュンが個人的に一番破壊力あったのですが真さんは自覚しているんでしょうか???もしや小悪魔ちゃんですか?

敬語じゃないところは仲間との会話でも聞くけど、ファンに向けてのタメ口は何度聞いても新鮮ですね。

あと、他の楽曲も多方面に飛んでいて大好きです。MA4以外の曲でも常々思うのですが、真は情感的に歌い上げるのが本当に上手いし、ここはこう解釈したのかなと節々から感じられて、聴いている方も感情を揺さぶられてしまうんですよね。

MA4シリーズは「New Me, Continued」の通り、AS達の根っこは変わらない魅力と多方面に進化していく魅力、それぞれ感じ取れる素敵なCDだなーと思います。

他の子で特に印象が強いのは、「I'm yours」の新しくも春香そのもの!な雰囲気が好きなのと、やよいちゃんに何度も泣かされました。あと、亜美の「DIVE TO WORLD」は元々原曲が大好きで聴き込んでいたのもあり、細かい表現もすべて亜美の良さのまま歌い上げていて感動しました。本当に好き。

これから出る子たちも含めていっぱい聴き込みたいです。

 

以上、MA4を聴いてとりあえず書き残したいことでした。
真の新しいソロCDに立ち会えたこと本当に嬉しいです…この地球にありがとう…